7年前の今日、撮った写真です。
買ったばかりのピカピカのカメラを持って
初めて写真教室に行った日、
3か月後の作品展に参加することを決めました。
作品を決定するまでの期限は2か月。
「ピントの合わせ方」と「露出補正」だけ教わって
なんかいいなと感じたものをたくさん撮りました。
この写真を見た瞬間、先生が
「わ〜!これいい!!」と、
歓声(と言ってもいいでしょうか)をあげてくれて
この写真が作品に決まりました。
その日の早朝に撮った朝日。
レッスンの時間、眠かったことを覚えています。
「太陽のしずく」というタイトルにしました。
これまで撮ってきた中で
好きな写真はたくさんありますが、
やっぱりこの作品には特別思い入れがあります。
詳しいことはわからなくても
楽しい って気持ちだけで、
大好きと思える写真が撮れることを
最初に体験してしまったのです。
*
現在行っているグループレッスンでは
写真の切り取り方(構図)を中心に行っています。
基礎を理解している・していないに関わらず
どなたにでも同じ時間で共有できることと、
"撮る楽しさ"をまず感じてほしいからです。
また、プライベートレッスンに来て下さっている方に
最初に伝えるのが「露出補正」なのは、自分の経験から。
明るくする・暗くするだけではない、
これを知っておくと困らなくなる!
という角度からもお伝えしています。
そして、、
写真を仕事にしてもいいのかなと思えたことには
いくつかの理由があるのですが
未だに日々の葛藤と、
喜んでもらえることは何かと
探りながら一歩一歩進めている中で
最初にこの写真を見て
わっ!(私のイメージの中の歓声音)と
言ってくれた先生と同じように
私の写真を見て
わっ!という声を聞かせてくれたみなさまの表情と
パッ!と明るい空気に変わったいくつもの瞬間を
忘れることができません。
それは私に大きな力を与えてくれました。
私の写真におけるすべてのベースが
この「太陽のしずく」のような気がしてきました。。
ここ最近、各種レッスンを受講されたみなさまから
聞かせていただいた声に対しての
重ねてのお返事のような内容になりました。
私のはじめての作品とともに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
明日からも自分が好きな写真を撮っていきたいと
改めて思う日になりました。